HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「ミルフィーユがダメでも苺は大丈夫なんですよね」
「まぁな」

「じゃどうぞ」

私はミルフィーユの上に飾りとして乗せられた苺をフォークで突き刺して、彼の口に運んだ。

「いきなりなんだ!?」

「なんだかずっと…貴方に苛められている感じするから…私も貴方を苛めているんです」

「・・・これが君の言う苛めか?まぁー…悪くないな…」

彼は私の苺をパクリと一口で食べた。
何だか彼の食するのを見て鼓動が高鳴る。
人が食する行為に対してドキドキしたのは生まれて初めて。
「甘酸っぱくて…美味いな…どうした?顔が赤いぞ。雪姫」

「別に…何でもないです…」

残りのミルフィーユは私が全部平らげた。



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