HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
ディナーの会計は達生さんが全部、セレブの象徴のクレカ・ブラックカードでお支払い。

このドレスと言い、セレブのお金の使い方は豪快だった。

「御馳走様でした」

「礼は要らないぞ。俺たちはどうせ夫婦になる。夫婦になったら、財布は一つだからな」

「親しい仲にも礼儀ありですよ」

「そうか」

二人でレストランを出て、エレベーターホールに向かう。その途中、夜景が静かに眺められる展望スペースを見つけた。

「夜景、観たいか?」

「でも、お友達が・・・」

「少しだけなら大丈夫だ。行くぞ」

達生さんは私の肩を抱き、強引に展望スペースへと連れ出した。


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