君とベビードール




ふっ。じゃ、ないよ!先生!!




そんな風に笑われると、格好いいよ~!!




幾つあっても、あたしの命は、足りません…。




「じゃあ。僕を満足させてくれたら、離してあげるよ。」




頭の上から降ってくる先生の声は、微笑みを含んでいて、




なんだかあたし、試されているようです…。





「満足って、例えばどんな…?」




いや…、なんか大体予想はつくのだけれども…。




「例えば、かい?」


あたしの髪を撫でながら、そのまま、あたしの髪にそっとキスをした。
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