君とベビードール
「…もう、駄目だよ。僕は。」
呟いた先生の言葉に顔を上げれば、
至近距離の先生と目があって、抱きしめられたまま、押し倒された。
「――…!!」
苦しい程のキスが降ってきた。
「…ん…っ」
自分じゃないみたいな、甘い声が漏れて恥ずかしくて、思わず手のひらで顔を覆った。
「駄目だよ…」
もう一度呟いた先生は、あたしの手のひらを外してそのまま指を絡ませた。
伝わってくるのは、柔らかな、熱。