あなたに、キスのその先を。
「健二からちらりと小耳に挟んではいたけれど……聞きしに勝る溺愛ぶりね、修太郎。ずっと恋焦がれていた日織ちゃんが手に入ったのが、そんなに嬉しい?」
私を守るように佳穂さんを牽制した修太郎さんに、彼女がくすくす笑ってそうおっしゃる。
私は佳穂さんのそのセリフにちょっぴり驚いてしまった。「佳穂さんを差し置いて私なんかがこんなっ。本当にごめんなさいっ」と謝ってしまいそうになって、でもそれは何だか違う気がして。
「あのっ、佳穂さんは……もしかして私が修太郎さんとお付き合いさせていただきたいと思っていることを……ご存知なんですか?」
恐る恐るそう口を開いたら、佳穂さんが心底びっくりなさったように瞳を見開かれた。
「わ、私っ、また何か変なことを言ってしまいましたか?」
オロオロとしながらそう言ったら、佳穂さんが健二さんと瞳を見交わして、次の瞬間「もぉー、日織ちゃんったらぁ~!」と笑い出してしまわれる。
えっ? えっ?……とパニックになりそうな私の手を、横から修太郎さんがそっと握ってくださった。
私は修太郎さんのお顔を見て、ほんの少し気持ちが落ち着いてくる。
私を守るように佳穂さんを牽制した修太郎さんに、彼女がくすくす笑ってそうおっしゃる。
私は佳穂さんのそのセリフにちょっぴり驚いてしまった。「佳穂さんを差し置いて私なんかがこんなっ。本当にごめんなさいっ」と謝ってしまいそうになって、でもそれは何だか違う気がして。
「あのっ、佳穂さんは……もしかして私が修太郎さんとお付き合いさせていただきたいと思っていることを……ご存知なんですか?」
恐る恐るそう口を開いたら、佳穂さんが心底びっくりなさったように瞳を見開かれた。
「わ、私っ、また何か変なことを言ってしまいましたか?」
オロオロとしながらそう言ったら、佳穂さんが健二さんと瞳を見交わして、次の瞬間「もぉー、日織ちゃんったらぁ~!」と笑い出してしまわれる。
えっ? えっ?……とパニックになりそうな私の手を、横から修太郎さんがそっと握ってくださった。
私は修太郎さんのお顔を見て、ほんの少し気持ちが落ち着いてくる。