あなたに、キスのその先を。
「……だから、僕も……その、経験がないんですよ。女性と……こういう……ことを、した……。だから……。えっと……。――僕が下手なばっかりに……痛い思いをさせてしまって……本当にすみません」
最後の辺りは消え入るような声音で……。私は修太郎さんがそのことを私に言うのに、とても勇気を要していらしたのが分かりました。
「でも……修太郎さん……」
とてもそんな風には見えませんでした、と申し上げようとして、私はその言葉を飲み込みました。
それを言ったところで余計に彼を追い詰めてしまいそうな気がしてしまって。
「もちろん、今までチャンスがなかったわけではありません。女性から誘われたこともあります。でも……お恥ずかしい話、僕は日織さん以外では……その、反応しないので……全てお断りさせて頂いてきました。その結果が、大事な貴女でさえも、うまく抱いて差し上げることが出来ない今の僕です……」
最後の辺りは消え入るような声音で……。私は修太郎さんがそのことを私に言うのに、とても勇気を要していらしたのが分かりました。
「でも……修太郎さん……」
とてもそんな風には見えませんでした、と申し上げようとして、私はその言葉を飲み込みました。
それを言ったところで余計に彼を追い詰めてしまいそうな気がしてしまって。
「もちろん、今までチャンスがなかったわけではありません。女性から誘われたこともあります。でも……お恥ずかしい話、僕は日織さん以外では……その、反応しないので……全てお断りさせて頂いてきました。その結果が、大事な貴女でさえも、うまく抱いて差し上げることが出来ない今の僕です……」