ママになっても、極上ドクターから独占愛で迫られています
母親を見舞ったあと自宅へ戻り、明日やろうと思っていた用事をできる限り済ませてから蒼さんの連絡を待った。
仕事を終えた彼がマンションまで来てくれて、お泊まりセットを持って乗り込んだのは黒のセダン車。誰もが知っている外車の乗り心地は感嘆の息が漏れるほどよく、内装は高級感があって、いつもどこか品のある蒼さんに似合っていた。
五分ほどで到着した彼のマンションは常盤総合病院からほど近い、これまた高級感溢れるタワーマンション。
互いの家がかなり近いことに、ふたりして驚き笑いあった。
二十五階建ての十五階に部屋はあり、間取りは1LDKだがキッチンやバスルームなどの水回りが広く確保されていて、ひとり暮らしをするには十分すぎる。
病院勤務を終えて直接私を迎えに来た蒼さんは、まず汚れを落としたいと言ってリビングに荷物を置くなりバスルームへ向かった。