ママになっても、極上ドクターから独占愛で迫られています
 身支度を整えて向かった寝室にはひとりで寝るには大きすぎるベッドがあり、書斎を兼ねているのかデスクの上にノートパソコンと、その隣にある本棚にたくさんの本が並んでいた。

 先にベッドに上がった蒼さんは、立ちすくんでいる私に「おいで」と手招きをする。ゆっくりとベッドに乗り、蒼さんの隣に座った。

「ずっと思っていたけど、そのパジャマ可愛いね」

「ありがとうございます。お気に入りなんです」

 とろみ素材のパジャマは膝上丈のワンピースで、くすみピンク色なので大人っぽさも可愛さもある。

 蒼さんは黒色の長袖シャツにハーフパンツというシンプルな服装だが、いつも真っ白な白衣を着ているからとにかく新鮮だ。

「みちるに触れてもいい?」

 蒼さんは私に向き合って焦がれるように囁いた。胸がぎゅうっと締めつけられて、唾を飲み込んでから首を上下に動かす。

 私も早く蒼さんに触れたい。

 遠慮がちに右手で腕を掴み、左手を背中に回した蒼さんは、私の身体を引き寄せて抱擁したあと、じれったく感じるほど丁寧な所作で唇を触れ合わせた。
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