ママになっても、極上ドクターから独占愛で迫られています
 本当に綺麗な顔……。

 私からも触れたい欲求が抑えきれなくて、彼の頭に手を伸ばし、セットされていないサラサラな黒髪をそっと撫でた。

「それ、ちょっと……」

 すると蒼さんは眉間に皺を寄せて口ごもる。

「え?」

 なにがいけなかったのかと瞬きをした私の唇を塞いで、蒼さんはワンピースの下に手を侵入させた。太腿を撫で上げられてまた声が漏れる。

「これ脱がせたい」

 蒼さんは再び耳たぶに口を寄せて囁く。もしかしてお願い事をするときに、囁くようにしている? だとしたらとんだ策士だ。

「……脱ぎますね」

 のそりと上体を起こして裾をめくり上げたところで、「はい、ばんざい」と指示されてその通りにする。

 下着姿になった私を静かに眺めたあと、蒼さんは背中に手を回してブラジャーのホックを外した。流れるような動きでそのまま私をベッド横たわらせる。

 うしろから胸を揉みしだきながら耳や首に舌を這わすものだから、刺激が強すぎて身体が何度もビクンッと跳ねた。

「みちる可愛い」

「やっ……耳元で話さないで」

「耳弱いんだな。もっと苛めたくなる」

 言葉通り意地悪い声で言って、蒼さんの行為はどんどん深くなっていった。

 いつしかショーツも脱がされ、一番敏感なところを執拗に攻め立てられると頭の中で火花が散っているかのようにチカチカとした。
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