【6/15番外編追加】一夜の恋じゃ終われない 〜冷徹ホテル王の甘い執着〜
『久遠さんですか、今ごろなんの御用ですか?』
『えっ、君は誰なんだ?』
『菜月の同僚の宮地舞衣ですが? あなたの婚約者様にニンニク臭いと言われた女ですが?』
『ああ、親友のミヤちゃんか……あのときは本当に申し訳なかった。それでどうして君が菜月の電話に出てるんだ。彼女に何かあったのか!?』
菜月のアパートに来たのだが彼女がいないと臣海さんが告げると、ミヤちゃんが怒涛の説教を開始して。
『はぁ、アパート? あなたストーカーですか? そこまでやるのなら何ヶ月も放置なんてしないでくださいよ!』
『それは悪かったと思っている。しかし電話にも出てもらえないとは……』
『そんなの自分の胸に聞いてみたら!? 帰国早々放置されたと思ったら婚約者といるところを見せられて、おまけにアパートに押しかけてきて、彼と寝ただの別れろだの言われたんですよ! そんなの平気でいられるわけないでしょう!』
『そんなことを言われたのか!?』
『自分の婚約者くらいちゃんと見張ってなさいよ! これ以上あの子をもて遊んで傷つけないで!』
『……遊びじゃなければいいのか?』
『えっ?』