【6/15番外編追加】一夜の恋じゃ終われない 〜冷徹ホテル王の甘い執着〜
「――う……ん、あれっ、朝?」
「まだ今日の夕方だな」
「ひゃっ!」
頭の下には腕枕、目の前にあるのは厚い胸板だと気づいて体を起こそうとしたら、グイッと力強く抱きしめられた。
「離れるなよ。もう少しこのままでいればいいだろ?」
髪の上から唇を押し当てつつ甘い声音で囁かれ、下半身がジワリと疼く。
ついさっき抱かれた余韻が全身を覆い、気怠いけれど幸福感で満たされている。
――そうか、私、臣海さんの部屋に来たんだった。