【6/15番外編追加】一夜の恋じゃ終われない 〜冷徹ホテル王の甘い執着〜
父親との長い確執があった俺は、菜月と出会うまで自分の遺伝子を残すことに否定的だった。
『愛』というものがよくわかっていなかったし、子供ができたところでちゃんと可愛がれる自信もなかったのだ。
けれど菜月と出会い、愛し愛される喜びを知った。
俺の葛藤も丸ごと抱きしめてくれる彼女となら、きっとどんな困難も乗り越えられる……
そう思えたから勇気が持てた。
今も不安じゃないといえば嘘になる。
それでも『理想の父親になろうなんて思わなくてもいい』、『一緒に学んでいけばいいんじゃない?』と言ってくれた菜月の言葉を思い出せば、自然と幸せな未来を思い描くことができるのだ。