記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
そんな私が記憶と共に忘れてしまったのだろう・・・

この抑えられないような湧き上がってくる感情は・・・


温かく、時に力強く、優しく、柔らかい。

この感情をどう言葉にすればいいかわからない。

でもとにかく心地よい感情。

感覚・・・。


「桐乃。おはよう。」
その人の声を聞くだけで、この感情は一気に熱を帯びる。
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