魔法の恋の行方・ドラゴンのヘタレ純愛・シリーズ6(グラゴールとエリィ)
<エルフの神殿・出会い・その3>
その声はかすれている。
「ええ、もちろん」
女性神官は笑った。
それは
花がほころぶように美しい。
カーーン・・・カーーーン
神殿の鐘楼から、鐘が鳴りはじめた。
「ああ、行かないと」
女性神官は鐘楼を見上げた。
「あの・・名前を・・」
グラゴールはあわてて聞いた。
「私?」
グラゴールはうなずいた。
女性神官は、微笑んで
「エリクサ。でも皆はエリィって
呼びます」
エリィは水桶を持った。
「お帰りは気をつけてくださいね」
彼女は心配げに言うと、
神殿に戻っていった。
その声はかすれている。
「ええ、もちろん」
女性神官は笑った。
それは
花がほころぶように美しい。
カーーン・・・カーーーン
神殿の鐘楼から、鐘が鳴りはじめた。
「ああ、行かないと」
女性神官は鐘楼を見上げた。
「あの・・名前を・・」
グラゴールはあわてて聞いた。
「私?」
グラゴールはうなずいた。
女性神官は、微笑んで
「エリクサ。でも皆はエリィって
呼びます」
エリィは水桶を持った。
「お帰りは気をつけてくださいね」
彼女は心配げに言うと、
神殿に戻っていった。