夏の風
「か…彼氏って…学校抜け出して会いに行く必要あるんですか?!」
「みどりちゃんも女なんだからわかるでしょ?無性に会いたくなるときがあるんだって!」
「あ…あなた達!とりあえず、放課後私と一緒に生徒指導室に行ってもらいますよ!良いですね?!」
「「は〜い!」」
興奮しているみどりちゃんが何だか可哀想に思えてあたし達は素直に返事した
放課後、あたし達はみどりちゃんに連れられ生徒指導室に来た
中には案の定、大山がバーコード頭をフルフルと震わせながら座っていた
「プッ…」
志乃の吹き出す声が聞こえる
「ちょっと!志乃、こらえてよ!」
サキが志乃の腕を叩きながら志乃の笑いをこらえさせていた
こうしてあたし達は一時間、大山のお説教を聞き、解放された時は部活をやってる生徒が残っているくらいだった