あやかし戦記 妖艶な夜に悪夢を
「ほらよ」

魔法使いの一人が杖を振ると、アレンの手から斧が離れ、どこかへ飛んでいってしまう。呆気に取られていたアレンに、魔法使いは呪文を唱えた。

刹那、アレンの体が強い力で引っ張られ、裏路地の壁に激突する。頭を強く打ってしまい、その衝撃でアレンの意識は一瞬で飛んでしまった。

「あんなこと言っていた割には弱っちいな」

「まあ商品がゲットできたんだからいいだろ。さっさとレジーナ様のところへ連れて行こうぜ」

一人がアレンを乱暴に俵担ぎし、二人の姿は裏路地のさらに奥へと消えていく。

サバトの夜、二人の人間が魔法使いに捕らわれた。








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