僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
「――あの、マ、スク……」
そう結論に達した僕は、小さく吐息を落とすと、せめてお互いにマスクぐらいは、と折衷案を提示してしまった。
結局、僕は元気でも病気でも葵咲ちゃんには敵わないんだ。
「いい子」
途端、頭を撫でられて、複雑な気分。
葵咲ちゃんはニコッと笑ってポケットから取り出したマスクをすると、「理人はマスクする前に着替えね」ってウインクするんだ。
ちょっと、なんで今、そんな可愛いことしてくるの?
抱きしめられないのが、すごくもどかしいじゃないか!
そう結論に達した僕は、小さく吐息を落とすと、せめてお互いにマスクぐらいは、と折衷案を提示してしまった。
結局、僕は元気でも病気でも葵咲ちゃんには敵わないんだ。
「いい子」
途端、頭を撫でられて、複雑な気分。
葵咲ちゃんはニコッと笑ってポケットから取り出したマスクをすると、「理人はマスクする前に着替えね」ってウインクするんだ。
ちょっと、なんで今、そんな可愛いことしてくるの?
抱きしめられないのが、すごくもどかしいじゃないか!