僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
その動きに、2人の足元にまとわりついていたセレが、踏まれては敵わないとばかりに飛び退いて寝室の方へ走り去った。
それを見るともなしに視界の端におさめた葵咲に、
「僕以外に対して一目惚れしただのカッコイイだの……。あまつさえ抱きしめたら安心するだの言われたくない。僕が望むのはただそれだけのことなんだけどな? ――いい加減分かれよ」
腕の中に抱きしめた葵咲の耳元、甘えるように彼女の頬へ頭を擦り付けながら、理人がゴニョゴニョと不平を口に乗せる。
「例えそれがぬいぐるみだって、僕は嫌なんだ」
要するに、ぬいぐるみ相手に嫉妬したのだと告白されて、葵咲は理人の腕の中で瞳を見開いた。
それを見るともなしに視界の端におさめた葵咲に、
「僕以外に対して一目惚れしただのカッコイイだの……。あまつさえ抱きしめたら安心するだの言われたくない。僕が望むのはただそれだけのことなんだけどな? ――いい加減分かれよ」
腕の中に抱きしめた葵咲の耳元、甘えるように彼女の頬へ頭を擦り付けながら、理人がゴニョゴニョと不平を口に乗せる。
「例えそれがぬいぐるみだって、僕は嫌なんだ」
要するに、ぬいぐるみ相手に嫉妬したのだと告白されて、葵咲は理人の腕の中で瞳を見開いた。