名無しのヒーロー ~シングルマザーは先生に溺愛されました~
朝倉先生ってば、なんで私が困っていると現れて助けてくれるんだろう。
こんなんで、好きになるのを止めるなんて無理だよ。
仕事相手の憧れの人ヒーローからとっくに好きな人に変わっていた。
朝倉先生は、電話を掛け終わると私の方に向き直り、心配そうな顔をしながら声を掛けてくれる。
「今から出かけるから車のカギを貸して、それと、美優ちゃんの荷物ってどうしたらいいか教えてくれる?」
幸いマザーズバックは、ある程度時間がある時に荷物を整理してあったので、ポットにお湯を用意するぐらいで荷物の準備は完了した。
「これから、助産師さんのところに行くから」
と、言われた。
婦人科ならわかるけど、何故、助産師さんのところなのかピンと来なかった。でも、朝倉先生にお任せするしかない。
ヨロヨロと立ち上がり着替えの準備を始める。
すると、朝倉先生から声が掛かる。
「そのままの服装でいいよ。病人なんだから、上着を羽織れば大丈夫」
チャイルドシートに美優を座らせると直ぐに朝倉先生は私を迎えに来て、脇を支えてくれた。おかげでふらつかずに車の後部座席に乗り込むことが出来た。
「着いたら起こすから寝ていていいよ」
ふわりとブランケットで包み込まれ、とても温かい。
熱で朦朧とする中、朝倉先生の気遣いが沁みる。
言葉に甘えて目を瞑るとホッとしたのか直ぐに眠りに落ちた。
こんなんで、好きになるのを止めるなんて無理だよ。
仕事相手の憧れの人ヒーローからとっくに好きな人に変わっていた。
朝倉先生は、電話を掛け終わると私の方に向き直り、心配そうな顔をしながら声を掛けてくれる。
「今から出かけるから車のカギを貸して、それと、美優ちゃんの荷物ってどうしたらいいか教えてくれる?」
幸いマザーズバックは、ある程度時間がある時に荷物を整理してあったので、ポットにお湯を用意するぐらいで荷物の準備は完了した。
「これから、助産師さんのところに行くから」
と、言われた。
婦人科ならわかるけど、何故、助産師さんのところなのかピンと来なかった。でも、朝倉先生にお任せするしかない。
ヨロヨロと立ち上がり着替えの準備を始める。
すると、朝倉先生から声が掛かる。
「そのままの服装でいいよ。病人なんだから、上着を羽織れば大丈夫」
チャイルドシートに美優を座らせると直ぐに朝倉先生は私を迎えに来て、脇を支えてくれた。おかげでふらつかずに車の後部座席に乗り込むことが出来た。
「着いたら起こすから寝ていていいよ」
ふわりとブランケットで包み込まれ、とても温かい。
熱で朦朧とする中、朝倉先生の気遣いが沁みる。
言葉に甘えて目を瞑るとホッとしたのか直ぐに眠りに落ちた。