すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
「――私、柳川(やながわ)が好き。1年生の時から……ずっとずっと……貴方に片想いしてる」


 柳川の背中に向けて、長いこと言えなかった言葉を投げかける。

 なのに柳川はこっちを向いてくれなくて。

 私は伝え方を間違えてしまったかと、少しずつ不安になってくる。


「やな――」

 がわ、と呼び掛けようとしたら、「俺、さ……」とポツンと柳川の声がして。

 彼がゆっくりと私の方を振り返った。
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