すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
ビールを飲もうとグラスを持ち上げて、グラス下に敷かれていた木綿生地のコースターに、消しゴムはんこで結構リアルな粘菌の絵柄が捺されていることに気が付いた時は、すっごく嬉しくてキュン、とした。
「ね、このコースターのチョウチンホコリ、可愛くない?」
グラスを片手に少し濡れてしまったコースターを指さしたら、柳川が自分のも見て、「俺のはクモノスホコリだな」って答えてくれる。
私のはひょろりとした軸に楕円形の細長いのが乗っかったキノコみたいなの、柳川のはまん丸なのがお辞儀したみたいに軸の先にちょこんと付いている、街灯みたいなのだ。
変形菌は○○ホコリって名前のものが多いんだけど、そのゴミ扱いされているような名前ですら、健気で愛しく思えてしまう。
だけど。
「私なら何ちゃらホコリなんて付けずに、何とか宝って名付けるのになぁ〜」
しみじみと言ったら、「鳴宮らしい」って言って、ほんのちょっと笑ってくれた。
「ね、このコースターのチョウチンホコリ、可愛くない?」
グラスを片手に少し濡れてしまったコースターを指さしたら、柳川が自分のも見て、「俺のはクモノスホコリだな」って答えてくれる。
私のはひょろりとした軸に楕円形の細長いのが乗っかったキノコみたいなの、柳川のはまん丸なのがお辞儀したみたいに軸の先にちょこんと付いている、街灯みたいなのだ。
変形菌は○○ホコリって名前のものが多いんだけど、そのゴミ扱いされているような名前ですら、健気で愛しく思えてしまう。
だけど。
「私なら何ちゃらホコリなんて付けずに、何とか宝って名付けるのになぁ〜」
しみじみと言ったら、「鳴宮らしい」って言って、ほんのちょっと笑ってくれた。