すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
「んっ……」

 その、どこか情欲を含んだヒロの低音ボイスに、私は思わず吐息を漏らしてゾクリと身体を震わせる。

 ゆるゆると胸全体を押し上げるように、そこの柔らかさを確認するように触れるヒロの手のひらの下、敏感な頂が押しつぶされるように刺激されて。

 小花柄のカシュクールワンピースと白のタンクトップ。それから薄桃色の、薔薇模様がレースにあしらわれたブラ。
 三層の布地にガードされたまま、そこをゆるゆると揉まれるのは、何だかめちゃくちゃもどかしいって思った。

 もっとちゃんと触れて欲しいとか、肌に直に触って欲しいとか言ったら、ヒロは引くかな。

 ――でも……どうしよう、私、今すごく……。

 すぐそばにヒロの温もりと、彼が身にまとう洗剤とボディソープ、それからほのかに香るシャンプーのにおいを嗅ぎ取ってしまったから。

 ――どうしようもなく全身が甘く疼いてるの。
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