すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
柳川に手首を壁に縫い留められたままだから。そうして腰を抱くようにギュッと引き寄せられているから。
かろうじて座り込まずにいられるけれど、それも時間の問題な気がするくらい足に力が入らないの、どうすればいい?
酸欠で、一瞬意識が飛びかけて、ギュッと握りしめていた右手首や、突っ張るように2人の身体の間に渡されていた左手から力が抜けたことに気が付いた柳川が、やっと休む間もないような激しいキスから私を解放してくれて。
それと同時、咳き込むように慌てて息を吸い込んだ私を、倒れないよう支えてくれた。
そうしながら、柳川がすぐ耳元で聞いたことのないような低い声で問いかけてきたの。
「なぁ、鳴宮、お前……何でいきなり俺のこと、下の名前で呼んできた?」
って……。
その声に涙目になりながら柳川を見上げたら、凄く暗い目をして私を見下ろしていた。
かろうじて座り込まずにいられるけれど、それも時間の問題な気がするくらい足に力が入らないの、どうすればいい?
酸欠で、一瞬意識が飛びかけて、ギュッと握りしめていた右手首や、突っ張るように2人の身体の間に渡されていた左手から力が抜けたことに気が付いた柳川が、やっと休む間もないような激しいキスから私を解放してくれて。
それと同時、咳き込むように慌てて息を吸い込んだ私を、倒れないよう支えてくれた。
そうしながら、柳川がすぐ耳元で聞いたことのないような低い声で問いかけてきたの。
「なぁ、鳴宮、お前……何でいきなり俺のこと、下の名前で呼んできた?」
って……。
その声に涙目になりながら柳川を見上げたら、凄く暗い目をして私を見下ろしていた。