すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
ない語彙力を駆使して必死にアレコレ言ってみたけれど、柳川はうつむいたまま何も言ってくれない。
だから私はどうしたらいいかますます分からなくなって、更に言葉を探したの。
そうして、もうある程度本心を曝け出すしか道がないって思い至った。
そのことが後で自分の首を絞めることになるなんて思いもせずに。
「じ、実は私もね、その……大学へ入学してからずっと……片想いしている相手がいるの。……でも私は意気地なしで卑怯者だから……柳川みたいに正々堂々とその人にぶつかれないでいるの。……今度こそって何度も何度も思うくせに、気が付いたら曖昧に濁した言葉しか伝えられなくて……。でも……そんな誤魔化しだらけの言葉に対してでさえ……どうしようもく相手からの反応が怖いって思うから。――だからね、ちゃんとぶつかって……相手からの返事を受け止めた柳川のこと……純粋に凄いな、偉いなって思ったの」
ねぇ柳川。
私の言葉、ちゃんと届いてる?
お願いだから……私の方を見て?
さっきから私、ひとりで喋り続けてるみたいですごくすごく寂しいよ。
そんなことを思いながら、一生懸命柳川の顔を仰ぎ見るけれど、今の柳川の表情は髪の毛に隠れていて。
下から見上げてもよく見えないの。
唯一そんな柳川の反応が知れるのは……時折私の腰に回された腕に微かに力がこもること。
ね、……きっと聞こえてはいるんだよね?
そう信じて話、続けても……いい?
だから私はどうしたらいいかますます分からなくなって、更に言葉を探したの。
そうして、もうある程度本心を曝け出すしか道がないって思い至った。
そのことが後で自分の首を絞めることになるなんて思いもせずに。
「じ、実は私もね、その……大学へ入学してからずっと……片想いしている相手がいるの。……でも私は意気地なしで卑怯者だから……柳川みたいに正々堂々とその人にぶつかれないでいるの。……今度こそって何度も何度も思うくせに、気が付いたら曖昧に濁した言葉しか伝えられなくて……。でも……そんな誤魔化しだらけの言葉に対してでさえ……どうしようもく相手からの反応が怖いって思うから。――だからね、ちゃんとぶつかって……相手からの返事を受け止めた柳川のこと……純粋に凄いな、偉いなって思ったの」
ねぇ柳川。
私の言葉、ちゃんと届いてる?
お願いだから……私の方を見て?
さっきから私、ひとりで喋り続けてるみたいですごくすごく寂しいよ。
そんなことを思いながら、一生懸命柳川の顔を仰ぎ見るけれど、今の柳川の表情は髪の毛に隠れていて。
下から見上げてもよく見えないの。
唯一そんな柳川の反応が知れるのは……時折私の腰に回された腕に微かに力がこもること。
ね、……きっと聞こえてはいるんだよね?
そう信じて話、続けても……いい?