ヤリマンとヤリチンが本気で恋をした

嫌味

翌日、将暉が完成した広告を見せに来た。

「これが出来上がりです。」
「ありがとうございます。」

将暉が言い出した。
「昨日は、違う人と歩いてましたね。
二股ですか?」
「そっちだって。」
「そうですね。」
「中川さん、そういう人だったんですね。
なんか、広告のデザインは、真っ直ぐでクスミがないのに。やっぱり、プライベートとは違うんですね。
 まぁ、そういう俺も腐ってますけど。」
「そうですね。」

鈴音はムカついたけど、痛いところつかれた気がした。

将暉は帰って行った。
< 22 / 39 >

この作品をシェア

pagetop