忘却不能な恋煩い〜再会した彼は、恋焦がれた彼女を溺愛する〜
どうしてこうなったんだっけ……。
ホテルの部屋に入るとすぐに壁に体を押し付けられ、唇を塞がれる。先ほどのバーと違って、貪るようなキス。絡み合う舌が、息をするのさえ忘れさせる。
キスってこんなに気持ちがいいものなんだ……頭がクラクラする。
次第に足に力が入らなくなり、そのまま崩れ落ちそうになる。だが両足の間に差し込まれていた尋人の膝が支えとなって、なんとか体勢を維持出来た。
「あの……お願いだから聞いて……私
初めてなの……」
キスの合間になんとか言葉にする。それでも尋人は美琴を離そうとはしない。
「……じゃあ優しくしないとな……。それともやめてほしい?」
尋人は唇を離すと、美琴の唇に舌を這わせていく。たったそれだけのことなのに、美琴から熱い吐息が漏れる。
「やめるなんて出来ない……」
尋人は美琴を抱き上げると、ベッドの上にそっと下ろした。再び熱いキスが降り注ぐ。
「愛してるよ……」
その言葉を聞いて、美琴は小さく笑った。
「嘘つき……さっき会ったばかりじゃないですか……」
「まぁそうなんだけどさ、なんかお前めちゃくちゃかわいいから自然と愛してるって出ちゃったんだよ」
「嘘つきは泥棒の始まりって言うのよ。知らないの……?」
「何を子どもみたいなことぬかしてるんだよ……まぁあながちハズレでもないけどな。だってこれからお前の初めてを奪うんだから……」
美琴が何か言おうとする前に唇を塞がれる。甘くて、優しくて、それでいて激しいキス。もう何も考えられない……。
「お前の初めて、全部俺で埋め尽くしてやるよ」
そして美琴は尋人によって与えられる快楽の波に飲まれていった。
ホテルの部屋に入るとすぐに壁に体を押し付けられ、唇を塞がれる。先ほどのバーと違って、貪るようなキス。絡み合う舌が、息をするのさえ忘れさせる。
キスってこんなに気持ちがいいものなんだ……頭がクラクラする。
次第に足に力が入らなくなり、そのまま崩れ落ちそうになる。だが両足の間に差し込まれていた尋人の膝が支えとなって、なんとか体勢を維持出来た。
「あの……お願いだから聞いて……私
初めてなの……」
キスの合間になんとか言葉にする。それでも尋人は美琴を離そうとはしない。
「……じゃあ優しくしないとな……。それともやめてほしい?」
尋人は唇を離すと、美琴の唇に舌を這わせていく。たったそれだけのことなのに、美琴から熱い吐息が漏れる。
「やめるなんて出来ない……」
尋人は美琴を抱き上げると、ベッドの上にそっと下ろした。再び熱いキスが降り注ぐ。
「愛してるよ……」
その言葉を聞いて、美琴は小さく笑った。
「嘘つき……さっき会ったばかりじゃないですか……」
「まぁそうなんだけどさ、なんかお前めちゃくちゃかわいいから自然と愛してるって出ちゃったんだよ」
「嘘つきは泥棒の始まりって言うのよ。知らないの……?」
「何を子どもみたいなことぬかしてるんだよ……まぁあながちハズレでもないけどな。だってこれからお前の初めてを奪うんだから……」
美琴が何か言おうとする前に唇を塞がれる。甘くて、優しくて、それでいて激しいキス。もう何も考えられない……。
「お前の初めて、全部俺で埋め尽くしてやるよ」
そして美琴は尋人によって与えられる快楽の波に飲まれていった。