クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!
私の問にきょとんとしながらもしっかりと応える。
「え?でも、それ私の仕事だよ?」
「そうだけど、今日は暇だったから、図書室よったんだ。ついでにリクエストカードも回収しとこうと思って。迷惑だった?」
なるほど。
そういうことだったのか。
いつも真面目に仕事をこなしている五十嵐くんはとても優しい。私に気を使ってくれたのかな。
「ううん、迷惑じゃないよ。むしろ助かった。ありがとう!」
「ほんとに?よかったぁ」
ニコッと笑ってお礼を言うとぱぁぁと表情を明るくさせて喜んでいる。
そ、そんなに私に褒められて嬉しいの………?
心なしか、五十嵐くんの顔が赤いような。風邪でも引いてるのかな?
「それじゃ、私が先生に持ってくから。ほんとにありがとう………」
「ダーメ。これは俺が持ってく。清水さんは職員室前で待ってて。今日は一緒に帰ろ?」
「…………」