クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!
き、今日の五十嵐くん、なんか甘い……。こんな甘いオーラを出す人だっけ……?
五十嵐くんの謎の言動に固まってしまう私。
それを不思議に思ったのか、
「清水さん?もしかして、誰かと一緒に帰る予定だった?」
不安げに聞いてくる。
その声にハッとして、
「ううん、一人で帰るつもりだったから。大丈夫だよ。じゃあ、一緒に帰ろうか」
「ほんとに?ありがとう!」
私の言葉を聞いてぱぁぁと表情を明るくさせて私の腕を掴む。
「おわっ!」
「これ出てくるから一緒に職員室行こ。そんで、廊下で待ってて」
「わ、わかったから。引っ張ると危ないよ」
私の忠告は聞いていないのかそのまま走り出しそうな勢いで職員室に向かった。
それから、長い廊下を歩き、無事に職員室につくと五十嵐くん一人で職員室に入っていった。
私は廊下の壁にもたれ掛かり、スマホを取り出して待つことに。