クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!

なんて自分に言い聞かせる。


深呼吸を何度も繰り返していると、



「愛華」



隣から優しい声で名前を呼ばれた。私はびっくりして恐る恐る隣を見てみると………



「大丈夫だ」



私を安心させるように、微笑むように太陽が笑っていた。


久しぶりに聞いた太陽の声に心臓がさらにドキドキする。


このドキドキは緊張と違って、もっと甘いもの。


やっと……私を見て笑った。緊張していることに気づいてくれた嬉しさと久しぶりに口をきいてくれたことの嬉しさが混ざって気持ちが上がる。


そのこともあって、今日はちゃんとしよう、と改めて心に誓った。


告白を断ったあとは……太陽に思いを伝えるんだ。


太陽のことが好きですって、ちゃんと言葉にして伝えたい。私はいつも太陽にしてもらってばかりだから気持ちは自分から伝えたい。


だから………もう少しだけ、待っててくれますか?




ーキーンコーンカーンコーン……。
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