秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
「めんどくさいのがまたひとり増えたな」
遅れてリビングにやって来た琉夏くんは、腕を組みながら壁にもたれかかり面白そうに見ている。そして、
「つーか、俺のことも忘れんなよ?」
にやり、と笑って言った。
「やっぱりお前……」
刹那くんは、奥歯をかみしめるような表情で琉夏くんを見据える。
「えー? まじ? みんなそうなの? だったら俺も参戦させてもらわないと。今年の倍率超えぐいな!」」
って椿くんまで。
なに? いったいなんなの!?
みんなは共通の会話をしてるみたいなんだけど、私にはまったくわかんない。
え、分からない私がおかしいのかな。