魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
5日分のローポーションと食料。それから布1枚。あとは10キロ程度の重さ……になると計算すると、魔力回復薬が10本。
「10本か。1本いくらくらいになるんだろう。帰りは売った分は軽くなる……けど、飲んだローポーションの瓶は持ち帰りだよね。帰りもあんまりいろいろ買って帰れないか……。」
『収納鞄に入れればどれだけでも持ち歩けるよ?』
ディラがドヤ顔をしているけれど。
「うん、収納鞄がなくても、これから先……そう、私がいなくなった後、10年先も20年先もずっと続けられる方法を作っておきたいの」
ディラが泣き出した。
『ユキがいなくなるなんていやだー』
はいはい。ちょっと泣いてて。準備の邪魔だから、話しかけられるよりその方がいい。
「ネウス君はとどれくらい持てそう?」
「うん、この倍……いや倍の倍はいけると思う」
え?
40キロも?
「無理しちゃだめだよ。ほんの一瞬持ち運ぶんじゃなくて、ずっと持って長い距離を歩かないといけないんだから、途中で疲れちゃうような量を持って行っちゃだめなんだから」
「んー、大丈夫だと思うよ?なんだかローポーション飲んでるからか、ずいぶん力が付いたと思うんだ。ほら」
ネウス君が私をひょいと抱き上げる。
「全然平気。ユキも抱っこしてても街まで行けるよ」
ニコニコと笑うネウス君。
う、うっわーっ!
人生初の、人生初の、お姫様抱っこを、こんなことで経験してしまった。
『ローポーションじゃないよ、僕のおかげだからっていうか、ネウス、ユキを放せっ、ユキを抱っこしていいのは、僕だけなんだぞ!』
……聞こえない聞こえない。
「疲れたら言って、いつでもユキを抱っこして運ぶから」
ネウス君に地面におろされる。そんな情けないことにならないようにしないと!
「わ、私、お姉ちゃんなんだから、弟に面倒かけるようなことにならないようにするから!」
「俺は、いくらだってユキのために何かしてやりたいし、それに、抱っこするのが面倒なわけないよ?」
二コリって。うん、確かにモモちゃんを抱っこすることを面倒なんて思うことはないから、抱っこ……は面倒なことではな……いや、違う、違う。
なんだか、ディラがネウス君をにらんでる。
ちょ、仲良くしようよ。っていうか、まぁ、ネウス君はディラのこと見えないけど、あんまり人を恨んだりすると、悪霊になっちゃうよ?
「10本か。1本いくらくらいになるんだろう。帰りは売った分は軽くなる……けど、飲んだローポーションの瓶は持ち帰りだよね。帰りもあんまりいろいろ買って帰れないか……。」
『収納鞄に入れればどれだけでも持ち歩けるよ?』
ディラがドヤ顔をしているけれど。
「うん、収納鞄がなくても、これから先……そう、私がいなくなった後、10年先も20年先もずっと続けられる方法を作っておきたいの」
ディラが泣き出した。
『ユキがいなくなるなんていやだー』
はいはい。ちょっと泣いてて。準備の邪魔だから、話しかけられるよりその方がいい。
「ネウス君はとどれくらい持てそう?」
「うん、この倍……いや倍の倍はいけると思う」
え?
40キロも?
「無理しちゃだめだよ。ほんの一瞬持ち運ぶんじゃなくて、ずっと持って長い距離を歩かないといけないんだから、途中で疲れちゃうような量を持って行っちゃだめなんだから」
「んー、大丈夫だと思うよ?なんだかローポーション飲んでるからか、ずいぶん力が付いたと思うんだ。ほら」
ネウス君が私をひょいと抱き上げる。
「全然平気。ユキも抱っこしてても街まで行けるよ」
ニコニコと笑うネウス君。
う、うっわーっ!
人生初の、人生初の、お姫様抱っこを、こんなことで経験してしまった。
『ローポーションじゃないよ、僕のおかげだからっていうか、ネウス、ユキを放せっ、ユキを抱っこしていいのは、僕だけなんだぞ!』
……聞こえない聞こえない。
「疲れたら言って、いつでもユキを抱っこして運ぶから」
ネウス君に地面におろされる。そんな情けないことにならないようにしないと!
「わ、私、お姉ちゃんなんだから、弟に面倒かけるようなことにならないようにするから!」
「俺は、いくらだってユキのために何かしてやりたいし、それに、抱っこするのが面倒なわけないよ?」
二コリって。うん、確かにモモちゃんを抱っこすることを面倒なんて思うことはないから、抱っこ……は面倒なことではな……いや、違う、違う。
なんだか、ディラがネウス君をにらんでる。
ちょ、仲良くしようよ。っていうか、まぁ、ネウス君はディラのこと見えないけど、あんまり人を恨んだりすると、悪霊になっちゃうよ?