契約婚と聞いていたのに溺愛婚でした
すでにいろんなところを見てきたらしい槙野が美冬にそう報告する。美冬も頷いた。
「ええ。最初はコラボ商品からセレクトして出すのよ。その方が違和感がないから。それからミルヴェイユの商品を出すの。緊張するわ」
槙野は美冬の頭を撫でた。
「大丈夫。お前にはたくさんの味方がいるだろう。心配することはない。きっと成功するから」
美冬は周りを見回す。
服の最終チェックをしている石丸。一緒にチェックしているのは綾奈だ。
舞台やその他の確認は杉村がしてくれている。他にもミルヴェイユのデザイン部や広報、企画開発部の社員も走り回っていた。
そして美冬の側には槙野がいる。
ん?と槙野は美冬に向かって首を傾げていた。
「ねえ、何か困ることってないの?」
「なんのことだ?」
「だって、私ばっかり助けてもらってない?」
「……っふ、ははっ」
「何笑ってるのよ」
「ばーか、お前が甘えてくれるのこそ幸せなんだろうが。美冬は心を許した相手にしか甘えない。俺に甘えるってのはそういうことだろう。最初は甘えるどころかイキリ倒してただろう?」
「ええ。最初はコラボ商品からセレクトして出すのよ。その方が違和感がないから。それからミルヴェイユの商品を出すの。緊張するわ」
槙野は美冬の頭を撫でた。
「大丈夫。お前にはたくさんの味方がいるだろう。心配することはない。きっと成功するから」
美冬は周りを見回す。
服の最終チェックをしている石丸。一緒にチェックしているのは綾奈だ。
舞台やその他の確認は杉村がしてくれている。他にもミルヴェイユのデザイン部や広報、企画開発部の社員も走り回っていた。
そして美冬の側には槙野がいる。
ん?と槙野は美冬に向かって首を傾げていた。
「ねえ、何か困ることってないの?」
「なんのことだ?」
「だって、私ばっかり助けてもらってない?」
「……っふ、ははっ」
「何笑ってるのよ」
「ばーか、お前が甘えてくれるのこそ幸せなんだろうが。美冬は心を許した相手にしか甘えない。俺に甘えるってのはそういうことだろう。最初は甘えるどころかイキリ倒してただろう?」