天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~
 吐息が鼓膜を震わせ、それだけで体に快感が走る。

 そんなやりとりをしている間に、私のブラウスのボタンはほとんど外されていた。
 明るいリビングで服を乱されていることが恥ずかしくて、頬が熱くなる。

「や……っ。翔さん、待って」
「待てない」
「せめて、シャワーを……」

 百歩譲ってそうお願いしたけれど、彼は「だめだ」と短く言う。

「もう、一秒も待てない」

 うなじを優しく噛まれ、甘い快感が走る。
 同時に硬くなった胸の先端をつままれ、言葉にならない声が漏れた。

「や……、んん!」

 仰ぐようにして振り返り、涙目で翔さんを睨む。

「前は何十年でも待つって言ってくれてたのに……っ」
「あれは必死に強がっていたんだ。もうこれ以上我慢できない」

 余裕のない声で言われ、体の奥が熱くなった。

「冷静なふりを装っていたけど、ずっと里帆に触れたかった。こうやって抱きしめてキスをして、里帆を俺だけのものにしたいという衝動を必死にこらえてた」

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