天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~

 翔さんは唇をわずかに離すと、私の瞳の奥をのぞきこみ「俺を信じろよ」とささやく。
 その色っぽさに何も考えられなくなった。

 素直にうなずいた私を見て、翔さんはやわらかく微笑んだ。
 私の後頭部を手で包むと、キスが深くなる。

「ん……」

 唇の間から舌を差し込まれ、甘い吐息が漏れる。
 口内を優しく愛撫され、背筋がとろけそうになる。

 キスがこんなに気持ちいいなんて、知らなかった。

 立っているのもやっとの私が翔さんの肩にすがると、膝裏に手を差し入れ抱き上げられた。

 そのまま彼はリビングを横切り、奥にある扉を開く。
 そこには綺麗に整えられた広いベッドがあった。

 そして、窓の外には美しい夜景。

「すごい……。ここからもエッフェル塔が見えるんですね」
「すぐに景色を楽しむ余裕はなくなると思うけどな」

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