天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~

 翔さんは私をベッドに押し倒す。
 たくましい彼に組み敷かれ、心臓が高鳴る。

 彼はクセのある黒髪をかきあげながらこちらを見た。
 滴るような色気と男らしさを感じて、体の奥がきゅんとうずく。

 彼の長い指が私の背中に回り、器用に下着のホックを外した。
 肩ひものない下着はあっけなく取り払われてしまう。

「は、恥ずかしいです……」

 うつぶせになって体を隠すと、翔さんは私の背中にキスをしながら「どうして?」とくすくす笑った。

 唇が背筋に触れるたび、甘い声が漏れそうになる。

「んん……っ。だって、こんな明るい部屋で」
「俺は里帆の体をすみずみまで見たい」
「私は見られたくないですっ」

 半泣きで言い返すと、「仕方ないな」と彼が笑った。
 照明を調節してくれたのか、部屋の中が暗くなる。

 それと同時に、窓の外の夜の街が浮かび上がった。

 私は思わず体を起こし、その美しさに見とれる。


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