スパダリ医師の甘々な溺愛事情 〜新妻は蜜月に溶かされる〜
次の日、私は頭痛で目が覚めた。
うめき声をあげて身体を起こすとどこか怠さを感じる。
なんとなく記憶にある部屋。
けれどもいつもの寝室ではない。
私は寝ぼけ眼で自分の身体を見る。
どうやらドレスではなく、見たことのないバスローブを着ていた。
「……ん? ドレス……じゃない。バスローブ…………あれ、昨日って──」
「ああ、起きたんだ。おはよう紗雪」
啓一郎さんの声が聞こえ、私はそちらに視線を移す。
彼はにこやかな笑みをしていた。
昨日のような獣のような瞳でない──。
「……って、わ、わ、わ、わたし──」
昨日の記憶がフラッシュバックし、私は固まる。
獣のようだったのは啓一郎さんだけでない。
むしろ私の方が恥知らずな──獣だった。
あのように自分から誘って、そして──。
「……~~っっ!」
思わず啓一郎さんの視線から逃れるようにシーツをかぶる。
私は胸元の赤く散る華を見て愕然とした。
すべて夢じゃない。現実だ。
何度も合わせた唇。
全身を撫でる手。
そして啓一郎さんの指先で──。
私は今日何度目かの声にならない声を上げる。
「……おはよう紗雪」
うめき声をあげて身体を起こすとどこか怠さを感じる。
なんとなく記憶にある部屋。
けれどもいつもの寝室ではない。
私は寝ぼけ眼で自分の身体を見る。
どうやらドレスではなく、見たことのないバスローブを着ていた。
「……ん? ドレス……じゃない。バスローブ…………あれ、昨日って──」
「ああ、起きたんだ。おはよう紗雪」
啓一郎さんの声が聞こえ、私はそちらに視線を移す。
彼はにこやかな笑みをしていた。
昨日のような獣のような瞳でない──。
「……って、わ、わ、わ、わたし──」
昨日の記憶がフラッシュバックし、私は固まる。
獣のようだったのは啓一郎さんだけでない。
むしろ私の方が恥知らずな──獣だった。
あのように自分から誘って、そして──。
「……~~っっ!」
思わず啓一郎さんの視線から逃れるようにシーツをかぶる。
私は胸元の赤く散る華を見て愕然とした。
すべて夢じゃない。現実だ。
何度も合わせた唇。
全身を撫でる手。
そして啓一郎さんの指先で──。
私は今日何度目かの声にならない声を上げる。
「……おはよう紗雪」