佐藤さん家のふたりとわたしと。
日向野家恒例冬のお供お鍋!
今日は辛いやつにしよう!
とにかく家にある食材詰め込んで煮るだけ!
簡単でおいしい!!
「正志お兄ちゃんいっぱい食べてね!」
あっという間出来上がったお鍋、お椀によそって隣に座る正志お兄ちゃんに渡した。
「芽衣、俺も入れて」
「お兄ちゃんは自分でやって!」
「なんでだよ、ついでだろー」
お兄ちゃんがわざと口を尖らせて見せて、冷蔵庫へビールを取りに行った。
自分の分だけお椀によそって、お玉をお兄ちゃんのお椀の上に被せるように置いた。
「芽衣がよそってくれねぇから自分でやるよ、しょーがないから」
戻って来たお兄ちゃんがぶつぶつ言いながら正面の椅子に座った。
ちなみに正志お兄ちゃんはお酒もあまり飲まないから私と同じでお茶だった。
「それぐらい自分で出来るじゃん!」
「怜くん、僕やるよ」
「正志お兄ちゃんやらなくていいから!やらせればいんだよ!」
結局なんだかんだあって正志お兄ちゃんがお兄ちゃんのお鍋をよそっていた。
お兄ちゃんのがしょーがない奴なんだから!
「お兄ちゃん昔、正志お兄ちゃんのこといじめてたんでしょー!最悪ー!最低ー!」
「いじめてたつもりはねぇよ」
グビグビとお兄ちゃんのお酒が進む。
お兄ちゃんはひょろモヤシのくせにわりとお酒には強い方…でも酔うとテンションも跳ね上がれば余計なことも言うタイプで、若干たちが悪い。
「正志はさ~、全ッ然俺にハマらねぇの!マジで!昔っから!」
ちょっとにニヒルに笑っちゃったりして…ニヒルの意味わかんないけど、なんか子憎たらしい顔をしたから。
「なんだろうなー、正志…もっとテキトーでいいのにやたら真面目だからな。そこが面倒だな」
いや、めちゃくちゃいいじゃん。テキトーなお兄ちゃんより正志お兄ちゃんのが全然いいし!カッコいいし!モテるもん、絶対!!
「結華の弟でよくそんなクソ真面目に育つな」
そう言い放ってグビッとビールを飲んだ。
「お兄ちゃん黙って!マジメはいいことだし!」
私の隣で明らかに正志お兄ちゃんが困ってる。いつになく眉毛が下がってハどころか縦になりそう。
さっきまで散々レポート手伝ってもらってたくせに我が兄ながら本当最低!!
「昔サンタなんていねぇよって言ったら大泣きしてたもんなー!」
ってケラケラとお兄ちゃんが笑った。
完全酔ってる。
デリカシーないなぁっ
かくゆう私も子供の頃は信じていた。
佐藤家は毎年クリスマスイブの夜には必ず枕元に大きなプレゼントが置いてある家で、うちの両親がいない時は必ずお泊りさせてもらっていた。だから私もお兄ちゃんもみんなと同じように枕元にはプレゼントが置いてあった。
それが楽しみですごくワクワクしながら眠りにつくんだけど、実際はプレゼントを置いていたのはサンタさんではなく紘一パパだって知ったのは…
お兄ちゃんが言ったからだったね!!!
「普通わかるだろー、あんな歳まで信じてたの正志ぐらいだぞー!笑」
「お兄ちゃ…っ」
と、私が言いかけたとこで隣からすすり泣く…
「正志お兄ちゃんっ!!??」
ぽろぽろと涙をこぼしていた。
「ひどいよ怜くん…」
そしてその前でひゃっひゃっと笑う、うちの兄。
「最ッ低!!!」
近くにあった箱ティッシュをぶつけてやろうかと思った。(でもめちゃくちゃ怒られるからやめた)
今日は辛いやつにしよう!
とにかく家にある食材詰め込んで煮るだけ!
簡単でおいしい!!
「正志お兄ちゃんいっぱい食べてね!」
あっという間出来上がったお鍋、お椀によそって隣に座る正志お兄ちゃんに渡した。
「芽衣、俺も入れて」
「お兄ちゃんは自分でやって!」
「なんでだよ、ついでだろー」
お兄ちゃんがわざと口を尖らせて見せて、冷蔵庫へビールを取りに行った。
自分の分だけお椀によそって、お玉をお兄ちゃんのお椀の上に被せるように置いた。
「芽衣がよそってくれねぇから自分でやるよ、しょーがないから」
戻って来たお兄ちゃんがぶつぶつ言いながら正面の椅子に座った。
ちなみに正志お兄ちゃんはお酒もあまり飲まないから私と同じでお茶だった。
「それぐらい自分で出来るじゃん!」
「怜くん、僕やるよ」
「正志お兄ちゃんやらなくていいから!やらせればいんだよ!」
結局なんだかんだあって正志お兄ちゃんがお兄ちゃんのお鍋をよそっていた。
お兄ちゃんのがしょーがない奴なんだから!
「お兄ちゃん昔、正志お兄ちゃんのこといじめてたんでしょー!最悪ー!最低ー!」
「いじめてたつもりはねぇよ」
グビグビとお兄ちゃんのお酒が進む。
お兄ちゃんはひょろモヤシのくせにわりとお酒には強い方…でも酔うとテンションも跳ね上がれば余計なことも言うタイプで、若干たちが悪い。
「正志はさ~、全ッ然俺にハマらねぇの!マジで!昔っから!」
ちょっとにニヒルに笑っちゃったりして…ニヒルの意味わかんないけど、なんか子憎たらしい顔をしたから。
「なんだろうなー、正志…もっとテキトーでいいのにやたら真面目だからな。そこが面倒だな」
いや、めちゃくちゃいいじゃん。テキトーなお兄ちゃんより正志お兄ちゃんのが全然いいし!カッコいいし!モテるもん、絶対!!
「結華の弟でよくそんなクソ真面目に育つな」
そう言い放ってグビッとビールを飲んだ。
「お兄ちゃん黙って!マジメはいいことだし!」
私の隣で明らかに正志お兄ちゃんが困ってる。いつになく眉毛が下がってハどころか縦になりそう。
さっきまで散々レポート手伝ってもらってたくせに我が兄ながら本当最低!!
「昔サンタなんていねぇよって言ったら大泣きしてたもんなー!」
ってケラケラとお兄ちゃんが笑った。
完全酔ってる。
デリカシーないなぁっ
かくゆう私も子供の頃は信じていた。
佐藤家は毎年クリスマスイブの夜には必ず枕元に大きなプレゼントが置いてある家で、うちの両親がいない時は必ずお泊りさせてもらっていた。だから私もお兄ちゃんもみんなと同じように枕元にはプレゼントが置いてあった。
それが楽しみですごくワクワクしながら眠りにつくんだけど、実際はプレゼントを置いていたのはサンタさんではなく紘一パパだって知ったのは…
お兄ちゃんが言ったからだったね!!!
「普通わかるだろー、あんな歳まで信じてたの正志ぐらいだぞー!笑」
「お兄ちゃ…っ」
と、私が言いかけたとこで隣からすすり泣く…
「正志お兄ちゃんっ!!??」
ぽろぽろと涙をこぼしていた。
「ひどいよ怜くん…」
そしてその前でひゃっひゃっと笑う、うちの兄。
「最ッ低!!!」
近くにあった箱ティッシュをぶつけてやろうかと思った。(でもめちゃくちゃ怒られるからやめた)