Kiss Me Kitty! ~年下猫系男子とゆる甘アパート生活~
「……なによ聞きたいことって」
ツカサもムスッとした表情で見据えるが、少し語気を弱め、
「……ここでどうやって暮らしてんのか教えろ」
と、子どものように不本意そうに顔を背けた。
「はあ?」
「狭いし、汚ねぇし。人が住めたもんじゃねぇだろココ。だいたい風呂がない。トイレの隣にシャワーがある。意味がわかんねえ。どうなってんだ」
(いやアンタがどうなってんの)
「契約してから今更なに言ってんのよ」
「中は見なかったんだ。大学に近くて家賃が三万のところがここしかなかったんだよ」
「なら我慢しなさい。家賃三万で駅まで徒歩圏内、トイレもシャワーもあって広さも五帖ある。三万以上出せないんじゃ都内にはこれ以上の物件はな、い、の」
「……マジかよ……」
ツカサは〝絶望〟という顔をし、崩れ落ちた。