Kiss Me Kitty! ~年下猫系男子とゆる甘アパート生活~
「おいガキんちょって言うな!」
白熱して急に立ち上がったツカサに、比菜子もむきになって「ガキじゃん!」と応戦する。すると、両者どちらもテーブルに足をぶつけ、バランスを崩し──。
「なっ……」
「ひゃっ……」
狭い部屋の中、どうしてこうなったのか、ツカサの体は比菜子に覆い被さっていた。両者言葉が出ず、時が止まる。
ツカサの金髪がはらりと垂れ落ちたことで、比菜子は真っ赤になって体をよじった。
「やだやだ! なにすんのよ! どいて!」
「ち、違っ……わざとじゃねぇし!」
ツカサもすぐさま上体を起こし、両手を上げて無実のポーズを取った。
「だいたいこっちだって、オバサンはお断りだっつーの!」
本日二回目、比菜子の顔面にヒビが入った。