籠の中の鳥は今宵も熱い寵愛を受ける【完結】
―…―
…
夕食を終えていつも通りある程度の家事も済ませお風呂に入った。
湯船に浸かりながら和穂さんのことを考えていた。
夜に彼の部屋に行くというのは深く意味を考える必要はないだろうが…どうしてもキス以上のことを想定してしまう。
そういう意味でいったのではない可能性もあるが、じゃあどうして急に部屋に呼ばれるのだろう。
高めの温度設定をしている湯船の中で上せそうになるほどお湯に浸かっていた。
お風呂から出て髪を乾かし、歯磨きまで済ませ普段ならば自分の部屋でまったりする時間帯だが今夜は違う。
パジャマ姿のまま彼の部屋の前に立つ。ノックをしようにもその勇気が出ない。手の甲をドアをノックする形のまま固まっていると勝手にドアが開いた。
わ、と小さく声を漏らすと彼が中から顔を出す。
「あれ、呼びに行こうと思ったら来てくれたんだ、ありがとう」
「ちょうどお風呂に入りましたので。で、あの…何か話し合いでもあるのでしょうか」
「話し合いねぇ。ま、そんなところだろうね」
どうぞ、と言われて初めて彼の部屋に入った。
リビングルームと変わらない広さの部屋は全面が窓になっており夜の景色を見下ろせる。
大きいソファはL字型に配置されており、大人が3人くらいは寝そべっても余りそうなほど大きい。
観葉植物はリビングルームに置かれていたものとは別の種類だ。
重厚感のあるテーブルと奥には勉強用の机もある。
高級なホテルの装いに一気に自分の部屋に戻りたくなった。飾ってある絵画だっていくらするのか分からない。仮に触って落下させたりして傷つけてしまったら、そう思うとゆっくりなどできない。
ぎこちない動きをする私に和穂さんはソファに座るように促す。
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夕食を終えていつも通りある程度の家事も済ませお風呂に入った。
湯船に浸かりながら和穂さんのことを考えていた。
夜に彼の部屋に行くというのは深く意味を考える必要はないだろうが…どうしてもキス以上のことを想定してしまう。
そういう意味でいったのではない可能性もあるが、じゃあどうして急に部屋に呼ばれるのだろう。
高めの温度設定をしている湯船の中で上せそうになるほどお湯に浸かっていた。
お風呂から出て髪を乾かし、歯磨きまで済ませ普段ならば自分の部屋でまったりする時間帯だが今夜は違う。
パジャマ姿のまま彼の部屋の前に立つ。ノックをしようにもその勇気が出ない。手の甲をドアをノックする形のまま固まっていると勝手にドアが開いた。
わ、と小さく声を漏らすと彼が中から顔を出す。
「あれ、呼びに行こうと思ったら来てくれたんだ、ありがとう」
「ちょうどお風呂に入りましたので。で、あの…何か話し合いでもあるのでしょうか」
「話し合いねぇ。ま、そんなところだろうね」
どうぞ、と言われて初めて彼の部屋に入った。
リビングルームと変わらない広さの部屋は全面が窓になっており夜の景色を見下ろせる。
大きいソファはL字型に配置されており、大人が3人くらいは寝そべっても余りそうなほど大きい。
観葉植物はリビングルームに置かれていたものとは別の種類だ。
重厚感のあるテーブルと奥には勉強用の机もある。
高級なホテルの装いに一気に自分の部屋に戻りたくなった。飾ってある絵画だっていくらするのか分からない。仮に触って落下させたりして傷つけてしまったら、そう思うとゆっくりなどできない。
ぎこちない動きをする私に和穂さんはソファに座るように促す。