珈琲と花の香りの君
どうしてこんなに、不安になるんだろう?
きっと俺は、珠利ちゃんを失うことが、なにより恐いんだ。
俺の世界から、珠利ちゃんが居なくなってしまったら…
考えるだけでも、ぞっとする。
今までの時間は、確かにあって。
俺と珠利ちゃんをしっかりつなぎ止めてくれているだろうか?
誰よりも珠利ちゃんが好きで。
珠利ちゃん以外の人なんて、考えられない。
言ってしまって、大丈夫だろうか?
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