珈琲と花の香りの君



結局、直前までうじうじ悩んだあげくに、俺が取った行動は…。



『電話をして、様子を伺う。』だった。



だってだって!!恐いんだもの!仕方がないだろう?!



あんなにカッコ良く、柳井に宣言したくせに、どこまでも姑息な俺だ。



えぇい!!構うもんかい!!どーせ俺は、小心者のビビりですよ!!



逆ギレ気味に、携帯の発信履歴を呼び出して、珠利ちゃんにコールした。
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