エリート弁護士は契約妻と愛を交わすまで諦めない
「こんにちは、本当に話以上に可愛い奥様。工藤くんにはもったいないくらい」
「本当だねぇ。よくこんなぶっきらぼうが捕まえられたものだねぇ」
「いえ、私なんて……」
「私どんな方なのか一目お会いしたかったんです!」
里見さんがいきなりハイテンションになる。私を見る目がすごくキラキラと光って、まるでずっと会いたかったアイドルにでも会えたかのよう。頬を紅潮させる彼女にこちらは戸惑うばかり。
そ、そんなに、朔って難あり男として職場で見られているんだろうか。
その妻となった私は、かなり希少性があるのかもしれない。
「お前、その理由で所長にごねてついてきたんじゃないだろうな?」
「え、わ、私だって弁護士よ!仕事よ!」
「弁護士のくせに、きょどりすぎてバレバレなんだよ」
「仕事とプライベートは別!」
「お前、今仕事って言っただろ」
ギャーギャーと朔と言い合う様は同僚としてはかなり仲がいいようだ。半ばポカンと呆けていたら、所長の谷川さんが私に小さく頭を下げる。
「ふたりともアメリカからの同級生なんです。里見は僕の姪でして、昔から屈託なく言うので、お気を悪くしないでください」
「なるほど……そうなんですね」
だからこんなに砕けているのか。同僚とはいえ、朔もざっくばらんというか素を出している。
アメリカ時代からとなると、十年以上の付き合いになるのかもしれない。
それって向こうでの幼馴染み、つまり私みたいな存在ということ?
しかも、かなり美人。
胸まで伸びた髪は緩くウェーブしていて、それでいて艶がある。どこか異国の血を感じさせる顔の造形美からは大人の色香、そして大きな輝く瞳から少女のような爛漫さが感じられて、そのギャップに同性の私でも話す時ドキドキしてしまう。
朔ってこんな人と一緒に働いているのか。
日陰でひっそり生きる私にとってキラキラと輝く太陽のような里見さんは別次元の女神みたいに見える。
「本当だねぇ。よくこんなぶっきらぼうが捕まえられたものだねぇ」
「いえ、私なんて……」
「私どんな方なのか一目お会いしたかったんです!」
里見さんがいきなりハイテンションになる。私を見る目がすごくキラキラと光って、まるでずっと会いたかったアイドルにでも会えたかのよう。頬を紅潮させる彼女にこちらは戸惑うばかり。
そ、そんなに、朔って難あり男として職場で見られているんだろうか。
その妻となった私は、かなり希少性があるのかもしれない。
「お前、その理由で所長にごねてついてきたんじゃないだろうな?」
「え、わ、私だって弁護士よ!仕事よ!」
「弁護士のくせに、きょどりすぎてバレバレなんだよ」
「仕事とプライベートは別!」
「お前、今仕事って言っただろ」
ギャーギャーと朔と言い合う様は同僚としてはかなり仲がいいようだ。半ばポカンと呆けていたら、所長の谷川さんが私に小さく頭を下げる。
「ふたりともアメリカからの同級生なんです。里見は僕の姪でして、昔から屈託なく言うので、お気を悪くしないでください」
「なるほど……そうなんですね」
だからこんなに砕けているのか。同僚とはいえ、朔もざっくばらんというか素を出している。
アメリカ時代からとなると、十年以上の付き合いになるのかもしれない。
それって向こうでの幼馴染み、つまり私みたいな存在ということ?
しかも、かなり美人。
胸まで伸びた髪は緩くウェーブしていて、それでいて艶がある。どこか異国の血を感じさせる顔の造形美からは大人の色香、そして大きな輝く瞳から少女のような爛漫さが感じられて、そのギャップに同性の私でも話す時ドキドキしてしまう。
朔ってこんな人と一緒に働いているのか。
日陰でひっそり生きる私にとってキラキラと輝く太陽のような里見さんは別次元の女神みたいに見える。