「私の為に、死んでくれませんか?」 ~君が私にキスしない理由~
なにかが始まりそうな予感で、私はそのまま目をギュッと閉じた。このままやられる、どう抵抗したらー!!と思い必死で腕を上げて体を防御して約数秒。緊張して待っているのに、無理やり殴られたり、体を掴まれたりする感触はやってこない。プルプルしながらゆっくり目を開けた瞬間、私は手を握られ、引っ張れるまま彼の胸に手を乗せた。
(あ…)
クールな顔で淡々とやらしい単語を口にするから、ただ遊び感覚で言っているのかと思った。でも、今手を通じて伝わってくる小さい震えや、とても早い心臓の鼓動が、彼の素直な感情を伝えていた。私は恐る恐る、顔を上げ彼の顔を見る。少し赤くなったキレイな頬が、雰囲気のせいかとても色っぽく見えた。
「…したいのは事実だけど、許可なしではしない」
「…」
「ただ、私は本当に君に触れたい。でも言葉で口説くのは苦手だ。今まで一回も、うまくいったことがないから、自信がない。だから、これは私なりに、君に気持ちを伝える…私の精一杯の努力だ」
薄いシャツ越しに感じる引き締まった胸の筋肉も、自分の話をするあの唇も、とてもエロい。私は別の手を動かし、取り憑かれたかのようにその唇に触れた。予想通りの柔らかい感覚、そしてー彼が私の手を取り、甘噛をする。ちゅっ、ちゅっと私の指にキスするかと思いきや、少しずつその行為は濃くなり…徐々に舌の感触が広がり、最後には私の指を思いっきり舐め始めた。
片手は胸に、片手は口に囚われ、身動きが取れない。そして認めたくないけど、だんだん私の気持ちも変になる。どうしても、想像してしまうのだ。この胸を生で触ったら、この舌が私の体を舐めたら、と。そういうことを考えている間、私達の体は徐々に密着し、気づいたらもうキスできるくらい近い距離になっていた。指から口を離した彼がおでこを当て、小さな声でつぶやく。
「…まだ、キスはしない」
「…しないんですか?」
「…そう、キスは大切だから。君が本当に望むまで、絶対しない」
(あ…)
クールな顔で淡々とやらしい単語を口にするから、ただ遊び感覚で言っているのかと思った。でも、今手を通じて伝わってくる小さい震えや、とても早い心臓の鼓動が、彼の素直な感情を伝えていた。私は恐る恐る、顔を上げ彼の顔を見る。少し赤くなったキレイな頬が、雰囲気のせいかとても色っぽく見えた。
「…したいのは事実だけど、許可なしではしない」
「…」
「ただ、私は本当に君に触れたい。でも言葉で口説くのは苦手だ。今まで一回も、うまくいったことがないから、自信がない。だから、これは私なりに、君に気持ちを伝える…私の精一杯の努力だ」
薄いシャツ越しに感じる引き締まった胸の筋肉も、自分の話をするあの唇も、とてもエロい。私は別の手を動かし、取り憑かれたかのようにその唇に触れた。予想通りの柔らかい感覚、そしてー彼が私の手を取り、甘噛をする。ちゅっ、ちゅっと私の指にキスするかと思いきや、少しずつその行為は濃くなり…徐々に舌の感触が広がり、最後には私の指を思いっきり舐め始めた。
片手は胸に、片手は口に囚われ、身動きが取れない。そして認めたくないけど、だんだん私の気持ちも変になる。どうしても、想像してしまうのだ。この胸を生で触ったら、この舌が私の体を舐めたら、と。そういうことを考えている間、私達の体は徐々に密着し、気づいたらもうキスできるくらい近い距離になっていた。指から口を離した彼がおでこを当て、小さな声でつぶやく。
「…まだ、キスはしない」
「…しないんですか?」
「…そう、キスは大切だから。君が本当に望むまで、絶対しない」