「私の為に、死んでくれませんか?」 ~君が私にキスしない理由~
そう言う黄泉さんの手の動きが徐々に激しくなる。胸全体を揉んでいた手は、徐々に指先で乳首をいじってくる。

既に固く尖った乳首をこんなに弄られると、体の奥に眠っていた敏感な感覚が肌越しに浮かんでくる。そうなるのを待っていたかのように、黄泉さんが突然私の耳に舌を挿れる。その声が耳の奥まで響き、私は我慢できず声を出してしまった。


「あ…耳、だめ…」

「どうして?好きだろ、こうして触られるの」


耳元で囁かれると、更に体がビクビクと反応する。その姿が面白いのか、黄泉さんは軽く笑って胸を触っていた手を離した。そしてすぐ、下の方へ手を動かし、私の脚の真ん中へ手を挿れる。

昨日彼が残した痕跡がまだ完全に消えていないのに…再び指先でいじられた部位からぴちゃぴちゃと音が漏れる。耳を激しくしゃぶる音と下から流れる音が混ざり、私はもうどうすれば良いのか分からくなった。ただ触られるまま、体を震わせるだけで…。


「濡れてる。もう興奮した?」

「そんな、それは、昨日黄泉さんが…」

「そうか、なら…責任取らないと、ね」

「え…」


そう言って、黄泉さんが私の体を自分の方へぐるっと回す。いつの間にかシーツもベッドから落ちてしまい、隠すことのできない私の裸がそのまま涼しい空気に当たる。

少し震える私を、上に乗った黄泉さんが優しく抱きしめた。どこを見ても綺麗に整った体は、何度見ても心をときめかせるもので、彼に抱かれるときは夢中になってその体を触る。触っても触っても、物足りないくらい気持ち良いこの肌の感覚が自分だけのものだと思うと、どうしても興奮してしまうのだ。

突然私の手を撮った黄泉さんが、その手を下へ引っ張った。もう十分大きくなったものに私の手が付き、自然とそれを握った。

「一緒にしよう」

私は黄泉さんのを、そして黄泉さんは私のものを同時に擦る。一緒に動いていても、私も積極的に手を動かしているけど、徐々にペースを持っていかれる。やらしい音が響く中、指が奥に入る感覚で私は声を上げた。


「あ、そこ、そこ… !」

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