黒子ちゃんは今日も八重樫君に溺愛されて困ってます〜御曹司バージョン〜
適当に八重樫君が着れそうな寝間着を見繕って渡し、八重樫君に先にシャワーを浴びさせた。
その間にリビングのテーブルやソファーを移動させ空いたスペースに来客用の布団を敷き、八重樫君の寝るスペースを整えた。
シャワーから上がってきた八重樫君はちょっと面白かった。
イケメンでも面白いものは、面白い。
「やっぱり短かったね」
寝間着は八分袖のように短く、ズボンも丈が足りてない。
「大丈夫。俺、手足長いからこういうの慣れてる」
慣れてるってどういうこと?
彼女でもない女性の部屋に泊り慣れているという事だろうか。
いやいや。そんなこと今考えてどうする。
私は八重樫君と入れ替わりでモヤモヤを洗い流すようにシャワーを浴びた。
普段の癖でメイクも落とし、基礎化粧品を使って肌を整え、部屋に戻る。
あ、スッピンで来てしまった。そう思ったが、肝心の八重樫君はリビングにいなかった。
まさかと思いながらも寝室を覗き、ベッドを見ると八重樫君が堂々とベッドの上で寝ていた。
海外育ちなら布団より、ベッドの方がいいのかと思いながらスヤスヤ眠る八重樫君の顔をリビングから確認し、来客用の布団でスッピンのまま寝た。
あ~今日はなんだか柔らかい暖かさ。
太陽のお恵みね。
抱き枕をぎゅっと……抱き枕?
私そんなもの持ってたっけ?
抱き枕が私の動きに反応して私を締め付ける。
なんだこの最新型抱き枕。
しかも、リアルな触り心地。これは夢?
目を開けると、ベッドで寝ていたはずの八重樫君の胸板が私の目の前にあるではないですか。
離れようとすると八重樫君の緩めた腕に力が入る。
起きているのか? それとも無意識か?
何度か脱出を試みたが無理だった。
諦めて、彼が起きるのを待つしかなかった。
ドキドキが止まらない。
ダメだよ二条双葉。恋なんてしたら破滅する。しかも歳下なんかに恋したら傷つくのは明らかだ。
それからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
「んーん」と八重樫君が背伸びをした。
これはチャンスとばかりに身体を離し、起き上がって八重樫君の顔を見ると薄く目を開け私に微笑んでくる。
「おはよう、双葉」
ふ、ふ、双葉? 昨日、何があった?
お酒も飲んでないが、念のため布団の中を確かめる。
ルームウェアに乱れもないし、もちろん下着も着けている。
「どうしたの? 双葉」
そう言って起き上がった八重樫君は私を再び抱きしめ寝転んだ。腕を目一杯八重樫君の体に押し当てて離れようとするが、男性の力には到底及ばないらしい。
「な、な、なんで、下の名前で呼ぶんですか?」
「なんで敬語なの?」
質問返し!
「なんとなく」
「俺もなんとなく。でも、ずっとそう呼びたかったからかな」
どういうこと?
調子が狂う。
その間にリビングのテーブルやソファーを移動させ空いたスペースに来客用の布団を敷き、八重樫君の寝るスペースを整えた。
シャワーから上がってきた八重樫君はちょっと面白かった。
イケメンでも面白いものは、面白い。
「やっぱり短かったね」
寝間着は八分袖のように短く、ズボンも丈が足りてない。
「大丈夫。俺、手足長いからこういうの慣れてる」
慣れてるってどういうこと?
彼女でもない女性の部屋に泊り慣れているという事だろうか。
いやいや。そんなこと今考えてどうする。
私は八重樫君と入れ替わりでモヤモヤを洗い流すようにシャワーを浴びた。
普段の癖でメイクも落とし、基礎化粧品を使って肌を整え、部屋に戻る。
あ、スッピンで来てしまった。そう思ったが、肝心の八重樫君はリビングにいなかった。
まさかと思いながらも寝室を覗き、ベッドを見ると八重樫君が堂々とベッドの上で寝ていた。
海外育ちなら布団より、ベッドの方がいいのかと思いながらスヤスヤ眠る八重樫君の顔をリビングから確認し、来客用の布団でスッピンのまま寝た。
あ~今日はなんだか柔らかい暖かさ。
太陽のお恵みね。
抱き枕をぎゅっと……抱き枕?
私そんなもの持ってたっけ?
抱き枕が私の動きに反応して私を締め付ける。
なんだこの最新型抱き枕。
しかも、リアルな触り心地。これは夢?
目を開けると、ベッドで寝ていたはずの八重樫君の胸板が私の目の前にあるではないですか。
離れようとすると八重樫君の緩めた腕に力が入る。
起きているのか? それとも無意識か?
何度か脱出を試みたが無理だった。
諦めて、彼が起きるのを待つしかなかった。
ドキドキが止まらない。
ダメだよ二条双葉。恋なんてしたら破滅する。しかも歳下なんかに恋したら傷つくのは明らかだ。
それからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
「んーん」と八重樫君が背伸びをした。
これはチャンスとばかりに身体を離し、起き上がって八重樫君の顔を見ると薄く目を開け私に微笑んでくる。
「おはよう、双葉」
ふ、ふ、双葉? 昨日、何があった?
お酒も飲んでないが、念のため布団の中を確かめる。
ルームウェアに乱れもないし、もちろん下着も着けている。
「どうしたの? 双葉」
そう言って起き上がった八重樫君は私を再び抱きしめ寝転んだ。腕を目一杯八重樫君の体に押し当てて離れようとするが、男性の力には到底及ばないらしい。
「な、な、なんで、下の名前で呼ぶんですか?」
「なんで敬語なの?」
質問返し!
「なんとなく」
「俺もなんとなく。でも、ずっとそう呼びたかったからかな」
どういうこと?
調子が狂う。