黒子ちゃんは今日も八重樫君に溺愛されて困ってます〜御曹司バージョン〜
今日はお仕置きされる理由がよく分かる。
私は初めて八重樫君のキスに応えるようにお仕置きのキスを受けた。
だが、八重樫君は調子に乗ってしまったようだ。
「ちょっ、何してんの? ここ、会社だよ」
ブラのホックを外した八重樫君を注意すると「うるさい」と八重樫君は笑いながら言い私のシャツの中に手を入れてきた。
漫画で見たことのある光景。
必死で気持ちを落ち着かせる。
これ以上、彼の手で触られたら私はもう認めざるを得なくなる。
その時だった。この時間に聞こえてくるあの足音が。
「警備員さん! 電気が」
八重樫君は私が大声をあげたのに驚いている様子だ。
「普通このタイミングで呼ぶ?」
これ以上はさすがに無理です。
好きになってしまいます。
警備員さんが声に気が付き、ドアを開け、電気をつけてくれた。
私は警備員さんが来る前に身なりを整えていた。
「ありがとうございます。うたた寝していたら電気消されてしまっていて怖くて動けなくて、助かりました。あと少ししたら帰ります」
「そうですか。遅くまでご苦労様です。戸締りよろしくお願いします」
「はい。ありがとうございます」
下にうずくまる八重樫君をよそに私は警備員さんに会釈して、一難を乗り越えた。
帰りの車の中で八重樫君はかなりご立腹だった。
「めちゃくちゃ良い感じだったよね。何がダメなの? 双葉は俺を怒らせたいの?」
怒らせたいわけじゃない。ただ距離を保っているだけだ。
きっと八重樫君も皆と同じだ。
今は交友関係が狭いから私なだけでそのうち八重樫君だって……。
翌日からの八重樫君は怒っていることを態度に表していた。
朝食は用意されていたが、寝室に引きこもり、私と顔を合わせようとしない。
廊下ですれ違い、おはようと言っても目も合わせずにボソッとおはようと返すだけ。
昨日途中で止めたのがそんなにムカついたのだろうか。男性の自尊心というものを傷つけてしまったのだろうか。
でもあれは仕方ないじゃないか。
あんなところで男むき出しにされて、はいそうですかと襲われる女性ならもうとっくの昔に私は一歩を踏み出している。
それから私達の間には少しずつ壁ができていった。
そして1週間後、八重樫君の周りに対する態度が変わっていた。
今まで私以外の女性には自分から声をかけなかった八重樫君が、積極的に声をかけ、楽しそうに連れ添ってオフィスを後にすることが増えた。その一方で私には必要最低限の仕事の話しかしてくれなくなっていた。
コピーを頼んだり、資料の場所を聞いたり、これまで私にお願いしていたことも全て他の女性にお願いしている。
こんな日が来ることは予想していた。
私は初めて八重樫君のキスに応えるようにお仕置きのキスを受けた。
だが、八重樫君は調子に乗ってしまったようだ。
「ちょっ、何してんの? ここ、会社だよ」
ブラのホックを外した八重樫君を注意すると「うるさい」と八重樫君は笑いながら言い私のシャツの中に手を入れてきた。
漫画で見たことのある光景。
必死で気持ちを落ち着かせる。
これ以上、彼の手で触られたら私はもう認めざるを得なくなる。
その時だった。この時間に聞こえてくるあの足音が。
「警備員さん! 電気が」
八重樫君は私が大声をあげたのに驚いている様子だ。
「普通このタイミングで呼ぶ?」
これ以上はさすがに無理です。
好きになってしまいます。
警備員さんが声に気が付き、ドアを開け、電気をつけてくれた。
私は警備員さんが来る前に身なりを整えていた。
「ありがとうございます。うたた寝していたら電気消されてしまっていて怖くて動けなくて、助かりました。あと少ししたら帰ります」
「そうですか。遅くまでご苦労様です。戸締りよろしくお願いします」
「はい。ありがとうございます」
下にうずくまる八重樫君をよそに私は警備員さんに会釈して、一難を乗り越えた。
帰りの車の中で八重樫君はかなりご立腹だった。
「めちゃくちゃ良い感じだったよね。何がダメなの? 双葉は俺を怒らせたいの?」
怒らせたいわけじゃない。ただ距離を保っているだけだ。
きっと八重樫君も皆と同じだ。
今は交友関係が狭いから私なだけでそのうち八重樫君だって……。
翌日からの八重樫君は怒っていることを態度に表していた。
朝食は用意されていたが、寝室に引きこもり、私と顔を合わせようとしない。
廊下ですれ違い、おはようと言っても目も合わせずにボソッとおはようと返すだけ。
昨日途中で止めたのがそんなにムカついたのだろうか。男性の自尊心というものを傷つけてしまったのだろうか。
でもあれは仕方ないじゃないか。
あんなところで男むき出しにされて、はいそうですかと襲われる女性ならもうとっくの昔に私は一歩を踏み出している。
それから私達の間には少しずつ壁ができていった。
そして1週間後、八重樫君の周りに対する態度が変わっていた。
今まで私以外の女性には自分から声をかけなかった八重樫君が、積極的に声をかけ、楽しそうに連れ添ってオフィスを後にすることが増えた。その一方で私には必要最低限の仕事の話しかしてくれなくなっていた。
コピーを頼んだり、資料の場所を聞いたり、これまで私にお願いしていたことも全て他の女性にお願いしている。
こんな日が来ることは予想していた。