赤い糸
私が勉強をしている間、しんちゃんは麻雀に入り浸った。
今までは、いい気持ちでは無かったが、この頃はしんちゃんに暇が無くなるのは好都合だった。
私は自分のことだけしか見れていなかったのか。
それは、突然やってきた。
しんちゃんから「別れたい」と告げられた。
私は訳が分からなかった。
なんで?
何がダメなん?
今まで仲良くしてたやん。
私は別れたくないと言い続けた。
でも、その日を境にしんちゃんが朝迎えに来ることは無かった。