甘いキスをわたしに堕として。
考えただけでもダメだった。



朱里だって私に嘘をついてた。


全部全部知ってた…!

なにもかも最初から最後まで。



朱里…
わたしもう、あなたに合わす顔がないの。



ピカピカと光るスマホの画面。


メールと電話が大量だった。


ほとんどが朱里で、紅蓮のみんなからも来ている。



ごめん…ごめん。


みんなキラキラとした瞳で語ってた。


__私の兄を尊敬していた。



その兄を、、殺してしまって…ごめんなさい。
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