甘いキスをわたしに堕として。



「いやぁ!やめてっ」


特に何もする事がないため、ぼーっとしていると父がこの部屋に入ってきた。



グイっと髪の毛を掴まれて、何本かパラパラと地面に落ちる。



痛い…!


下手したら髪の毛が全部抜けそうなほど力強く引っ張られる。



「にしても久しぶりだなー藍。なんか大人っぽくなったなぁ」


気持ち悪いほど優しく頬を撫でてくる。



〜っ
そんな汚い手で触れないで!



「なぁ藍。あの時の〝続き〟しよっか?」



ビクッー…


身体が一瞬で硬直する。
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